2010年03月20日

鳩山首相にとってすべては「ゆらぎ」なのか?(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は3月16日で政権発足6カ月を迎える。首相の自覚は多少は芽生えてきたのだろうか。それを推し量ることができそうな記者団とのやりとりが3月11日にあった。以下はその詳報である。

−−政権発足半年が経って首相自身で一番変わったところはどこか

 「かなり決断、意思決定を求められるときが多い。また、野党時代に比べて、やはり意思決定における責任感の大きさを強く感じるようになりました。即断をかなり求められることも含めてですね。変わらなければいかんなと思いますし、徐々に自分自身が変わりつつあるなと思います」

−−野党時代と比べて責任は重いですか?

 「責任はやはり重いですよね」

−−想像していた以上か?

 「あまり想像もしていなかったものですから…。しかし、想像以上のものだと感じています」

 東京・永田町の首相官邸は、国家統治機構の頂点にあたる。だが、ガラス張りの瀟洒な建物は霞ヶ関の省庁群に比べ、あまりに小さいし、スタッフも少ない。

 なぜか。首相官邸は政策を最終的に「決済」するところだからである。つまり、首相の仕事とは「決断する」こと。どんなに悩ましいこと、辛いことでも首相が決断しなければ前に進まない。そしてその決断が日本の指針を決めることになる。歴代首相は日々悩み苦しみながら「決断」を続けてきたのだ。

 鳩山首相は就任半年になって、やっとそれに気づいたようだ。だが、遅すぎやしないか。しかも首相就任まで首相にとってもっとも求められることが「決断」であることを「あまり想像もしていなかった」のか。ホントに鳩山一郎元首相の孫なのか。

 頭の中が「?」マークでいっぱいになってしまうが、とにかく記者団とのやりとりを続けて追ってみよう。

−−旧民主党代表当時、講演などで「民主主義の本質はゆらぎ」と言っていた。国民の声を取り入れて主義主張を変化することがあるという考えを示していたが、今でも民主主義の本質はゆらぎだと考えるか

 「物質の本質はゆらぎなんですよね。そういう意味であらゆる…。地球も宇宙というものも本質はゆらぎだと思っています。人の心も人間そのものもですね。さらにいえば民主主義自体もゆらぎだと。ひとつのものにすべてが何か確信的に決まっているということではなくて、ある意味で民主主義は多くの皆さま方の意見を聞かせていただきながら、その思いを大事にしていく過程の中で、ゆらぎ、まったく人の意見を聞かなければ、ゆらがないかもしれませんが、色んな意見を聞きながら、ゆらぎのなかで本質を見極めていくのが宇宙の真理ではないかな…」

 さすがは東京大学工学部計数工学科卒。首相には「我が意を得たり」の質問だったようで、まるで学校の先生のように喜々として、物理学における「ゆらぎ」論を説き始めた。そういえば、そよ風や潮騒など自然界の心地よい「f分の1ゆらぎ」が話題を集めたこともあったな。

 民主主義の本質が「ゆらぎ」だというのは当たっているような気がする。政権交代は大きな「ゆらぎ」、政局は小さな「ゆらぎ」…。「ゆらぎ」があるからこそ、国内外の情勢変化にしなやかに対応できる。独裁国家や社会主義国が最後はカタストロフィー(破滅、悲劇的な結末)を迎えたのは「ゆらぎ」がなかったからではないか。

 だが、ちょっと待てよ。民主主義における「ゆらぎ」を説きつつ、自らの「ゆらぎ」を正当化してはいないか。普天間飛行場移設問題で発言が二転三転したのは「ゆらぎ」とは言わない。これはただの「ブレ」です。もちろん心地よい響きもない。ついでに言えば、決断の先送りも「ゆらぎ」とは言わない。職務放棄であり、現実逃避ですよ。わかってますか?

 そういえば、首相は3月12日の参院予算委員会の集中審議でこのように大見得を切った。

 「日本丸は決してタイタニックではない。新しいエンジンのつけた。まだ波は高い。その波をいかにして静めていくか。道筋をつけて到達させるか。それが新政権の大きな役割だ」

 タイタニックは船が老朽化して沈没したわけではない。氷山に気づくのが遅れて衝突したから沈没したのだ。今の国内外の情勢は氷山だらけ。船長がゆらいだり、ぶれたりしてる余裕はない。(石橋文登)

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2010年03月17日

学士院賞に山中教授ら11人(産経新聞)

 日本学士院は12日、学術上優れた業績に贈る日本学士院賞の平成22年度の受賞者に、新型万能細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥京都大教授(47)、能楽史研究の表章法政大名誉教授(82)ら9件11人を内定した。山中、表両氏には恩賜賞も併せて贈る。また、自然保護や種の保全の基礎となる学術的成果に隔年で贈る日本学士院エジンバラ公賞に、西平守孝海洋博覧会記念公園管理財団参与(70)を内定した。いずれも同日夕に開く総会で正式決定する。

 山中氏は、ほぼ無限に増殖し、さまざまな組織や臓器の細胞を作り出す能力を持つiPS細胞の開発で医学の発展に大きく貢献した。表氏は、能楽が祈りの舞中心だった初期段階から人々が喜ぶ演劇的なものへと変化した過程を解明した。学士院賞はほかに、佐藤勝彦明星大客員教授(64)ら。

 恩賜賞・学士院賞は明治43年創設で、授賞式は今回が100回目。6月に東京・上野の日本学士院で行われ、1件につき賞金100万円、恩賜賞は銀製花瓶が贈られる。

                   ◇

 日本学士院賞の受賞内定者と授賞対象の研究は次の通り。(敬称略)

 【日本学士院賞・恩賜賞】

 表章(おもて・あきら) 法政大名誉教授、日本中世文学、82歳。能楽史の研究。北海道出身。千葉県在住。

 山中伸弥(やまなか・しんや) 京都大教授、幹細胞生物学、47歳。新型万能細胞(iPS細胞)の開発。大阪市出身。大阪市在住。

 【日本学士院賞】

 梅原郁(うめはら・かおる) 黒川古文化研究所所長、東洋史学、76歳。中国・宋代の官僚制度を研究し「宋代司法制度研究」を著した。京都市出身。京都市在住。

 斎藤修(さいとう・おさむ) 一橋大名誉教授、比較経済史・歴史人口学、63歳。「比較経済発展論−歴史的アプローチ−」を著し、経済発展の多様性を論じた。東京都出身。東京都在住。

 黒岩常祥(くろいわ・つねよし) 立教大特任教授、生物科学、68歳。ミトコンドリアと葉緑体の分裂・遺伝様式に関する基本機構の発見。東京都出身。東京都在住。

 佐藤勝彦(さとう・かつひこ) 明星大客員教授、宇宙物理学、64歳。加速的宇宙膨張理論の研究。香川県出身。東京都在住。

 村井真二(むらい・しんじ) 奈良先端科学技術大学院大理事・副学長、応用化学、71歳。遷移金属分子触媒による有機化合物の骨格形成法と修飾法の開拓。大阪市出身。兵庫県在住。

 村橋俊一(むらはし・しゅんいち) 岡山理科大客員教授、有機合成化学・有機金属化学、72歳。村井氏との共同研究。大阪府出身。大阪府在住。

 大類洋(おおるい・ひろし) 横浜薬科大教授、生物有機化学・分析化学、68歳。新規生物機能性分子の創製とその応用に関する研究。東京都出身。仙台市在住。

 北原武(きたはら・たけし) 帝京平成大教授、有機合成化学・天然物化学、66歳。大類氏との共同研究。長野県出身。東京都在住。

 田中啓二(たなか・けいじ) 東京都臨床医学総合研究所所長代行、生化学・分子生物学、60歳。タンパク質分解酵素複合体の構造と機能に関する研究。徳島市出身。東京都在住。

 【日本学士院エジンバラ公賞】

 西平守孝(にしひら・もりたか) 海洋博覧会記念公園管理財団参与、動物生態学・サンゴ礁生態学、70歳。沖縄を中心とした日本のサンゴ礁の形成と保全の研究。沖縄県出身。沖縄県在住。

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2010年03月16日

和歌山のパンダ、中国へ=2年後、繁殖活動に−成田空港(時事通信)

 和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダ「幸浜(こうひん)」(雄、4歳)が15日、中国で繁殖の準備に入るため、成田空港を出発した。
 中国・成都の繁殖研究基地に入り、2年後をめどに繁殖活動に入るという。日本には戻らない。
 経由地の大阪空港では、幸浜のおりが大きく、コンテナに入らないトラブルがあった。成田空港に到着した幸浜は、少しぐったりした様子。おりの中で顔を左右に振り、付き添いの職員は「いつもよりご機嫌ななめ」と話していた。
 幸浜は2005年8月23日、アドベンチャーワールドで生まれた。04年に雄1頭、07年に雄2頭が繁殖のため中国へ移送されている。うち1頭は繁殖に成功しており、アドベンチャーワールドの広報担当者は「中国で立派なお父さんになってくれることを願っている」と話した。 

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